かつての若すぎた情熱や、スキャンダルによる引き裂かれ方は、時を経てどのような変化を遂げたのか。30代後半から40代へと差し掛かる二人が見せるであろう「大人の成熟」に、多くのクリエイターが熱い視線を送っている。
傷跡は消えない。しかし、優れたアーティストはその傷跡すらも表現のテクスチャーとして作品に昇華させてしまう。永山が抱える「挫折の痛み」と、満島が磨き続けた「研ぎ澄まされた感性」。この二つが再び衝突した時、スクリーンに映し出されるのは、美化されたラブストーリーではなく、人間の泥臭くも美しい真実の姿のはずだ。