サポートセンターに寄せられる不通相談のうち、約65%以上が機器の正しい再起動によって解決しています。しかし、ネット上やSNSのコミュニティでは「電源を抜き差ししたが全く復旧しない」という嘆きが絶えません。その最大の原因は、機器を立ち上げる「時間間隔」と「順番」を誤っていることにあります。
ネットワーク機器は、上流(回線網側)が通信を確立し、DHCPによるIPアドレスの払い出し準備を整えてから下流(ルーター・PC)を起動しなければ、信号を受け取ることができずエラー停止してしまいます。これがモデム 再起動 順番 正しい手順の鉄則です。
【失敗しない完全放電・再起動ステップ】
ステップ1:全機器の電源を落とす
接続されているPCやスマホのWi-Fiをオフにし、次にWi-Fiルーター、最後にONU(モデム)の順で電源アダプターをコンセントから抜きます。
ステップ2:完全放電のために「5分間」放置する
電源を抜いてすぐに挿し直すのは厳禁です。機器内部のコンデンサに蓄積された電荷を抜き、揮発性メモリ内の不正なセッションキャッシュを完全にクリアするため、最低5分間(熱を持っている場合は10分間)放置して放熱させます。
ステップ3:壁側(ONU・モデム)の電源を投入する
まずONU(回線終端装置)の電源コードのみをコンセントに差し込みます。ランプが順に点滅し、「電源」「光回線」「認証」などのステータスランプが緑色点灯で安定するまで約2〜3分間何もし認待機します。
ステップ4:Wi-Fiルーターの電源を投入する
ONUが完全に立ち上がったことを目視確認した後、ルーターの電源を入れます。ルーターが上流のネットワークを認識し、インターネットランプが点灯するまで約2分間待ちます。
この手順を遵守するだけで、機器間のハンドシェイク(通信開始の合図)が正常に成立し、消灯していたランプが正常復帰するケースが極めて多く報告されています。