東京国立近代美術館の大きな強みの一つが、都心でありながら喧騒から隔絶された立地環境です。最寄り駅である東京メトロ東西線「竹橋駅」1b出口から徒歩わずか3分という抜群のアクセスを誇り、雨天時でもほぼストレスなくアプローチできます。また、東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・三田線の「神保町駅」や「九段下駅」からも徒歩15分圏内に位置しており、古書店街の散策や皇居周辺のウォーキングと組み合わせたコース設定が可能です。
建築そのものの魅力も見逃せません。日本を代表する建築家・谷口吉郎が手掛けた本館建築は、直線と開口部が美しく調和した端正なモダニズム様式。後に坂倉建築研究所によって改修され、展示空間としての機能性と開放感が一段と高められました。
特に訪れる者を魅了するのが、4階に設けられた展望ラウンジ「眺めのいい部屋(View Lounge)」です。大きなガラス窓からは、皇居東御苑の乾門や豊かな樹木、丸の内の高層ビル群が織りなすパノラマビューが一望できます。名作鑑賞の合間にソファに腰掛け、移ろう光と季節の色彩を眺める時間は、他館では味わえない贅沢なひとときと言えます。