日本一インが勝てない戸田ボートレース場!荒れる水面の真実と予想攻略

日本一インが勝てない戸田ボートレース場!荒れる水面の真実と予想攻略

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戸田ボートレース場が「荒れる水面」「イン受難の場」と称される背景には、単なる偶然ではなく水面レイアウトの明確な物理的制約が存在します。戸田の水面は、1964年の東京オリンピックで漕艇(ボート)競技会場として使われた人口水路を利用して作られました。そのため、コース全体の横幅が極めて狭く設計されています。

最大の決定打となっているのが、第1ターンマーク(1マーク)付近のコース幅です。スタンド側の水面幅はわずか37メートルしかなく、これは全国24場中、最も狭い水準にあります。さらにピットから第2ターンマーク、そして1マークにかけての水面ラインが一直線ではなく、1マークが大きくスタンド側に振られている(寄っている)構造になっています。

この特異なレイアウトが、1コースの艇に致命的な負荷をかけます。1コースの選手は、スタート直後に外側(ブイ方向)へ斜めに艇を持ち出しながら走らなければならず、ターンマークへ向かって無理な角度で進入せざるを得ません。結果としてターンが大きく膨らむ「ターン流れ」が発生しやすく、その内懐や外側を3コース・4コースの艇が全速でまくり・まくり差す絶好のスペースが生まれるのです。

また、水質は荒川の伏流水等を引き込んだ完全な「淡水」です。海水に比べて浮力が小さいため、体重の重い選手はスピードが乗りにくく、乗り心地の調整が極めてシビアになります。波が一度立つと消波装置があっても水面がチャプつきやすく、先行艇の引き波にハマった後続艇が一気に失速する光景も戸田特有の日常です。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。