大葉の扱いにおいて、ネット上で広く流通している情報の中には、科学的観点から見直すべき誤解がいくつか存在します。
1つ目の誤解は「買ってきたパックのまま野菜室に入れておけば数日は安全」という思い込みです。市販のパックは通気穴が開いているものが多く、庫内の乾燥風に晒されやすくなっています。購入当日にパックから出し、適切な保湿措置を取るかどうかがその後の寿命を決定づけます。
2つ目の誤解は「香りを残すために切ってから水にさらす」という下処理です。大葉の香り成分であるペリルアルデヒドや水溶性ビタミンは、細かく刻んだ状態で水にさらすと急速に流出してしまいます。洗う作業は必ず「刻む前の丸ごとの状態」で行い、水気をしっかり拭き取ってから包丁を入れるのが鉄則です。