睡眠薬サイレースとは?効果の強さや副作用・青く溶ける理由を徹底解説

睡眠薬サイレースとは?効果の強さや副作用・青く溶ける理由を徹底解説

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サイレースは、化学構造上ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠導入剤です。医療現場では一般名(成分名)であるフルニトラゼパムとしても広く知られています。脳内の抑制性神経伝達物質であるGABA(ガンマアミノ酪酸)の働きを強めることで、過剰に興奮した大脳皮質や辺縁系の活動を鎮め、自然に近い眠りを強力に誘導するメカニズムを持ちます。

サイレースを理解する上で外せないのが、かつて処方されていたロヒプノールとの違いです。過去にはスイス・ロシュ社が開発した「ロヒプノール」と、エーザイが販売した「サイレース」という2つの先発医薬品ブランドが並行して流通していました。しかし、医療事故防止や流通の合理化を目的に、2018年後半にブランドが統合され「サイレース」へ一本化されました。配合されている成分(フルニトラゼパム)も用量も添加物も全く同一であり、「ロヒプノールとサイレースで効き目が違う」といった俗説に薬理学的な根拠はありません。

日本国内で流通しているサイレース錠には1mg錠と2mg錠の2種類が存在し、不眠の重症度や年齢、肝機能の状態に応じて医師が投与量を細かく調整します。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。