ガーター編みとは?表編みだけで丸まらない理由と失敗しない基本技術

ガーター編みとは?表編みだけで丸まらない理由と失敗しない基本技術

ガーター編みとは?表編みだけで丸まらない理由と失敗しない基本技術の真相や最新動向に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

道具を揃えたら、実際に編み進めてみましょう。ここでは標準的な棒針を使った基本手順と、作品の仕上がりを左右する最終段の処理(伏せ止め)を解説します。

基本のステップバイステップ

ステップ1:作り目を作る
棒針を2本そろえて持ち、指でかける作り目で必要な目数(例:20目)を作ります。2本まとめてかけることで、作り目がきつくなりすぎず、1段目がスムーズに編めます。

ステップ2:表編みを繰り返す
針を1本抜き、右手の針先を左の針の最初の目に「左手前から右奥」へと斜め下から差し込みます。毛糸を針の向こう側から反時計回りにかけ、針先で糸を引き出しながら左の針から古い目を外します。これを最後の1目まで繰り返します。

ステップ3:編み地を持ち替えてターンする
左の針の目がすべて右の針に移ったら、針を左右持ち替えます。糸端が引っ張られて端目が2つに割れていないことを確認し、再びステップ2の表編みを続けます。

端がつっぱらない「ふんわり伏せ止め」の技術

目標の長さまで編み終えたら、編み目を閉じる「伏せ止め(キャストオフ)」を行います。ここでの最大の失敗は、伏せ止めをきつく引きすぎてしまい、編み地の端が扇形につっぱって伸縮性が失われることです。

解決策はシンプルです。「伏せ止めをするときだけ、右手の針を本体より1〜2号太い棒針に持ち替える」ことです。あるいは、通常の針のまま「意識的に糸を上に引き上げて、大きなループを作ってから前の目をかぶせる」ようにします。編み地本来のふんわりとした伸縮性を損なわずに、美しいストレートラインで作品を締めくくることができます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。