ネット上の検索サジェストで見られる「タマキ 死亡」という不穏なワードですが、公式連載およびコミックス全34巻の記録に照らし合わせても、環古達が死亡する展開は一切存在しません。彼女は作中屈指の過酷な戦闘を最後まで生き抜き、堂々たる生存を果たしています。
それにもかかわらず死亡説が流布した背景には、物語中盤から終盤にかけてタマキが直面した極めて過酷な境遇があります。かつて信頼していた先輩・レッカ星宮による無慈悲な裏切りと暴行、そして世界規模の破滅現象「大災害」における絶体絶命の包囲網など、一歩間違えれば命を落としていた緊迫シーンが連続したため、読者の不安が検索行動として表出した形です。
迎えた最終章において、シンラが万物の創造主(シンラボマン)となって世界を再創造した際、人類の死生観そのものが再構築されました。新世界においてタマキは、消防隊の枠組みを超えた新たな日常の中で、子どもたちの成長を見守る教育的な立場や次世代を導く存在として、晴れやかな笑顔を見せています。命を落とすことなく、自らの存在意義を完全に確立させた結末は、多くのファンに深い安堵と感動を与えました。