頬骨が出すぎに見える原因は?自力の対策から骨削りのリスクまで徹底検証

頬骨が出すぎに見える原因は?自力の対策から骨削りのリスクまで徹底検証

頬骨が出すぎに見える原因は?自力の対策から骨削りのリスクまで徹底検証についての真相をお届けします。

顔の輪郭に関するカウンセリングにおいて、患者が訴える「頬骨の主張」には、単一の理由では片付けられない複数の生体力学的要因が存在します。形成外科医や美容皮膚科医への取材から判明した、頬骨が浮き彫りになる3大要因を解き明かします。

第一の要因は、やはり生まれつきの骨格構造(遺伝)です。東アジア人の骨格は、欧米人と比較して前頭骨や下顎骨の奥行きが浅く、横方向へ広がりやすい特徴を持っています。特に頬骨弓(きょうこつきゅう)と呼ばれる耳の前側に向かうアーチ構造が外側に張り出している場合、正面から見た際に顔の横幅が強調されやすくなります。

第二の要因として近年特に指摘されているのが、側頭筋や咬筋の過剰なコリです。デスクワークでのPC作業やスマートフォンの長時間凝視、さらには無意識の歯ぎしりや食いしばりによって、側頭部から顎にかけての筋肉が慢性的に緊張します。側頭筋は頬骨のすぐ上部を通過して下顎に繋がっており、この筋肉が凝り固まって肥大化すると、顔の上外側が引っ張られ、結果として頬骨のラインが外側へ突き出したように錯覚させます。

そして見落としてはならない第三の要因が、加齢に伴う組織ボリュームの減少(こけ)です。東京都港区で診療を行う美容皮膚科の臨床報告でも示されている通り、30代以降は頭蓋骨自体の骨吸収が進むと同時に、こめかみ周辺や頬中央部の皮下脂肪(深層脂肪パッド)が減少・下垂します。骨自体が大きくなったわけではなく、隣接するこめかみや頬の肉が「こける」ことで段差が生じ、相対的に頬骨の頂点だけが取り残されて飛び出して見えるという現象です。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。