バイスサワーとは?梅不使用の真相とキンミヤ黄金比・販売店解剖

バイスサワーとは?梅不使用の真相とキンミヤ黄金比・販売店解剖

バイスサワーとは?梅不使用の真相とキンミヤ黄金比・販売店解剖に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。要点を確実におさえることができます。

SNSやネット上の質問サイトで頻繁に見受けられるのが、「バイスサワーを飲んでみたいけれど、お酒が弱い自分でも大丈夫か」「缶チューハイのようにそれ自体にアルコールが入っているのか」という疑問です。ここには、大衆酒場文化を知らない人が陥りやすい決定的な認識のズレがあります。

結論から述べると、コダマ飲料が販売している「バイスサワー(瓶・ペットボトル)」自体のアルコール度数は0.00%(炭酸飲料)です。ホッピーと同様に、バイス単体は完全なノンアルコール飲料であり、グラスに注がれた焼酎を割るための「割り材」として設計されています。

下町大衆酒場へ足を運ぶと、注文時に独特のルールに直面します。それが「中(ナカ)」と「外(ソト)」のシステムです。

  • 中(ナカ):グラスに入った焼酎(アルコール原液)のこと。
  • 外(ソト):瓶の状態で提供されるバイスサワー(炭酸割り材)のこと。

酒場取材の現場で見られる標準的な供され方として、最初に注文すると「氷と焼酎が入ったグラス(ナカ)」と「冷えたバイスの瓶(ソト)」が別々に出てきます。一般的な瓶バイスの容量は約200ml〜300ml。グラスに注ぐ焼酎の量にもよりますが、通常「ソト1本に対してナカ2〜3杯」を飲める計算になります。そのため、グラスが空になったら「すみません、ナカおかわり!」と注文するのが酒場通の定番スタイルです。

したがって、仕上がるバイスサワーのアルコール度数は、注がれる焼酎の量によって完全に変化します。一般的な大衆酒場では、25度の甲類焼酎が60〜70ml注がれ、そこに同量〜2倍程度のバイスを注ぐため、完成形の実質的なアルコール度数は約7%〜9%となります。口当たりが甘酸っぱくジュースのように飲みやすいため、お酒に弱い人がぐいぐい喉を鳴らして飲むと、気づかないうちに足元をすくわれる「下町トラップ」には注意が必要です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。