『幸せの隠れ場所』美談の嘘と真相!マイケル提訴の理由と現在

『幸せの隠れ場所』美談の嘘と真相!マイケル提訴の理由と現在

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訴状で特に物議を醸したのが、映画『幸せの隠れ場所』から発生した巨額の利益分配をめぐる金銭問題です。オアー側の主張によると、トューイ夫妻は自身と実子2名(コリンズ、SJ)のために映画の興行収入および権利料から数百万ドル(数億円規模)のロイヤリティを受け取る契約をワーナー・ブラザース側と結んでいたのに対し、物語の中心人物であるオアー氏自身には利益が一切還元されていなかったとされています。

これに対しトューイ家の代理人弁護士は、「映画化の原作となった書籍の印税などを含め、オアー氏を含む家族全員に平等に分配(1人あたり約10万ドル)しており、数百万ドルもの搾取など存在しない」と真っ向から反論。ショーン・トューイ氏も地元メディアに対し、「オアーが大学でフットボールをプレーするために後見制度が必要だった。彼から金を巻き上げる理由などない」と釈明しました。

しかし、オアー氏の不信感は金銭面だけにとどまりませんでした。彼が最も傷ついていたのは、映画内における自らのキャラクター設定です。劇中のマイケルは知能が低く、フットボールの基本ルールすら理解していない純朴な少年として演出され、リー・アンの指導によって初めて才能を開花させたように描かれました。高校時代からすでに全米屈指のアスリートとして高く評価されていたオアー氏にとって、この演出は自身の努力と知性を奪い去る屈辱的なものだったのです。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。