複雑化する羽田第2ターミナルを賢く使いこなすためには、自身の旅行スタイルとフライト条件に基づいた客観的な自己判断が欠かせません。長年の現場取材と旅客行動パターンの分析から、当編集部が導き出した判断基準を提示します。
羽田第2ターミナル国際線利用を強く推奨できる人
- 地方空港からANA国内線を利用し、そのままANA国際線へ乗り継ぐ旅行者:同一ターミナル内で受託手荷物の載せ替えや保安検査が完結し、移動の手間が劇的に削減されます。
- SFC(スーパーフライヤーズカード)やスターアライアンス上級会員:国内最高峰の広さと設備を誇る新設ANAラウンジの恩恵をフルに享受できます。
- 空港での移動距離を最小限に抑えたいビジネスパーソン:第3ターミナルと比較してゲート間の距離が凝縮されており、降機から到着ロビー、鉄道改札までの所要時間が短縮されます。
第2ターミナル利用時に極めて慎重な計画が求められる人
- 他アライアンス便や第3ターミナル発着便への乗り継ぎ時間が90分未満の旅行者:連絡バス移動と再保安検査の混雑リスクに耐えられず、ディレイ時のリカバリーが極めて困難です。
- 免税店でのハイブランド巡りを旅の主目的に据えている人:ラグジュアリーブランドの路面店が揃う第3ターミナルと比べ、物販ラインナップにギャップを感じる可能性が高いです。
- 週末や連休に事前予約なしで車輪行・マイカー直行を試みる人:P3駐車場の満車トラップに巻き込まれ、搭乗時刻に間に合わなくなる致命的なリスクを負います。