SHIHOが生活の主軸を東京からハワイ・オアフ島へと移したのは、2018年春のことでした。日本でのレギュラー連載やCM出演を多数抱え、タレントとしてもトップクラスの露出を誇っていた最中の決断は、世間を大いに驚かせました。表面的には「セレブの優雅な南国移住」と捉えられがちですが、その裏側には母親としての並々ならぬ覚悟と教育戦略がありました。
当時、複数の特別インタビューや自著で語られた生の告白によると、最大の移住要因は愛娘サランちゃんの教育環境の刷新でした。後述するように、サランちゃんは幼少期に韓国のメガヒット番組に出演したことで社会現象級の人気子役となり、どこへ行ってもカメラや人目に晒される極限状態に置かれていました。SHIHOは「子どもが周囲の過度な視線や特別扱いから解放され、多国籍な文化の中で一人の人間として健やかに伸びる環境」を強く渇望していたのです。
もう一つの決定打は、SHIHO自身のメンタルの変容でした。40代を目前にした時期、育児と多忙を極める仕事の狭間で自身のキャパシティの限界を感じていた彼女は、ハワイの自然に抱かれながらサーフィンや瞑想、ヨガを深め、自身のライフスタイルを根本からリセットすることを選択しました。
現地での生活拠点として選ばれた自宅は、ホノルルの一等地に位置する高級コンドミニアムです。過去にテレビ特番等で一部公開されたリビングからは、ワイキキの青い海とダイヤモンドヘッドが一望できるパノラマビューが広がり、ミニマリズムを取り入れた白基調のインテリアが配置されています。ハワイの温暖な気候とゆったりとした時の流れが、彼女のクリエイティビティと母性をより豊かに育む土台となりました。