メリットが強調されがちな卓上型ですが、導入後に「こんなはずではなかった」と利用を停止してしまうケースも後を絶ちません。取材で見えてきた卓上ウォーターサーバーのデメリットと落とし穴を具体的に整理します。
第1の落とし穴は「設置スペースの錯覚」です。製品カタログの正面写真を見ると非常にコンパクトに見えますが、実際の本体奥行きは約30cm〜45cm程度あります。さらに壁からの放熱スペース(約10cm)や扉・フタの開閉スペースを考慮すると、一般的なキッチンの調理台や奥行き30cm前後のカラーボックスには収まりきらないケースが多発しています。
第2の落とし穴は「総重量と耐荷重の計算不足」です。例えば、本体重量が約10kgの機種に5リットルの水を入れた場合、総重量は15kgに達します。12リットルボトルをセットするタイプであれば総重量25kg前後にもなり、安価な木製ラックやスチールラックに置くと天板がたわむ危険性があります。
第3に、水道水補充型特有の手間も見逃せません。「ボトル交換がいらない」反面、数日おきに水道水をタンクへ汲みに行く作業や、定期的な給水タンク・トレイの丸洗いメンテナンスが発生します。この作業を面倒と感じるユーザーにとっては、かえってストレスの原因になり得ます。