手軽さが絶賛される一方で、購入後に後悔しないためには構造上の弱点を理解しておく必要があります。
最も多いトラブルが吸盤取り付け部分の耐久性です。夏場のフロントガラスは過酷な高熱に晒されるため、安価なゴム製吸盤は熱膨張で密着力を失い、駐車中に脱落するケースが見られます。耐熱性の高いシリコン製吸盤や、専用の補助粘着シートが付属している製品を選ぶことが必須条件です。
また、道路運送車両法の保安基準にも留意しなければなりません。フロントガラスへの常時設置型の場合、運転席からの前方視界や側面視界を遮らない位置に取り付ける必要があります。走行中にサンシェード本体や固定ブラケットが運転者の視界を妨げると、車検非対応と判断される恐れがあるため、助手席側ピラーの死角に収まるスリムタイプを選ぶのが鉄則です。