箱根登山バスの運賃システムは対キロ区間制となっており、乗車距離が長くなるほど運賃が加算されます。乗車時に整理券を取るか、ICカードリーダーにタッチし、降車時に精算する方式です。現在、交通系ICカード(Suica・PASMO等)の利用はもちろん、一部車両ではクレジットカードのタッチ決済にも対応が進んでいます。
ここで多くの旅行者が悩むのが、「箱根フリーパス乗り放題を購入すべきか、都度箱根登山バスICカード利用で支払うべきか」というコストパフォーマンスの分岐点です。主要区間の通常運賃とフリーパスの価格を比較検証したデータをまとめました。
結論として、「湯本の宿にチェックインして芦ノ湖を1往復するだけ」といった極端にシンプルな旅程であればICカード払いが安く済みます。しかし、芦ノ湖で海賊船に乗り、大涌谷でロープウェイを使い、強羅から登山電車で下車するような「ゴールデンコース」を巡る場合は、迷わず箱根フリーパスを選択するのが経済的にも手間の面でも正解です。