万博記念公園内に位置する「NIFREL(ニフレル)」は、海遊館が長年培った飼育ノウハウを結集し、まったく新しいアプローチで生み出した「生きてるミュージアム」だ。「感性に触れる」をコンセプトに掲げ、水族館、動物園、そして現代アートの垣根を軽々と越えた空間構成が、訪れる者の好奇心を激しく揺さぶる。
「いろ」「すがた」「わざ」といった切り口で分類された各ゾーンでは、照明、音響、さらには香りまでが高度に計算し尽くされている。クリアな水槽で繊細な脚の動きを見せるエビや、保護色で巧みに隠れる魚たちの姿を、遮るもののない距離感で観察できるのが魅力だ。また、空間全体を包み込む球体プロジェクションマッピング「WONDER MOMENTS」の下では、光と生命の動きが完璧に調和し、立ち止まったまま時の流れを忘れてしまうほどの美しさに包まれる。