【2026年現地ルポ】「本を読む場所」から「知のテーマパーク」へ——こども本の森 中之島が惹きつける理由

【2026年現地ルポ】「本を読む場所」から「知のテーマパーク」へ——こども本の森 中之島が惹きつける理由

【2026年現地ルポ】「本を読む場所」から「知のテーマパーク」へ——こども本の森 中之島が惹きつける理由にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

敷地内に鎮座する巨大な青いリンゴのモチーフは、詩人サムエル・ウルマンの詩「青春」に着想を得て安藤忠雄氏がデザインしたものだ。「成熟を拒み、いつまでも未熟で青く、挑戦し続ける心を持ってほしい」という強いメッセージが込められている。

建築自体がひとつのメッセージとして機能している点も、この施設の際立った特徴だ。幾何学的なコンクリートの美しさと木目調の本棚が織りなす空間は、幼少期の感受性に深いインパクトを与える。子供たちは本を読むだけでなく、光と影、高い天井と狭い路地のような通路を行き来しながら、空間そのものを皮膚感覚で記憶していく。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。