端正な顔立ちと穏やかな語り口、そして類まれな歌唱力を持つトモに対し、世間では「なぜこれほど魅力的なのに結婚しないのか」「結婚願望がないのか」と疑問視する声が長年上がってきました。ネットの知恵袋やSNSで議論されるトモ独身の理由を掘り下げると、3つの本質的な要因が浮かび上がってきます。
第一の理由は、極めてストイックかつ几帳面な生活規律です。テレビの密着ドキュメンタリーや共演芸人の証言によると、トモは自宅の整理整頓や持ち物の配置、毎日のルーティンに対して強いこだわりを持っています。全国のステージを巡る多忙な日々の中で、ギターのメンテナンスから発声練習、体調管理に至るまで一切の妥協を許さない生活を送っており、他者が自分の生活空間に踏み込んでくることに対して慎重にならざるを得ない側面があるようです。
第二の理由は、音楽活動と芸事に対する求道者的な情熱です。日大芸術学部の音楽学科出身であるトモは、もともとお笑い芸人志望というよりも本格的な歌手・表現者を目指していました。「なんでだろう」のバック演奏にとどまらず、現在も昭和歌謡やオリジナルソングの制作、ラジオ番組での弾き語りなど音楽活動に心血を注いでいます。自著や手記のインタビューでも「一人の時間があるからこそ、深く音楽と向き合える」といった趣旨の発言を残しており、孤独を愛するクリエイター気質が結婚という選択肢よりも優先されてきた経緯が窺えます。
第三の理由は、「結婚のタイミングを逃した」という本人の自己分析です。バラエティ番組等で結婚の話題を振られた際、トモは「若い頃は仕事に無我夢中で、気づいたらこの歳になっていた」「一人で何でもこなせる生活能力が身についてしまった」と笑顔で語っています。料理や洗濯などの家事全般をハイレベルに自活できるため、生活面でパートナーを必要とする必然性が薄いことも、独身を継続している大きな要因です。