大会直後のSNSやネット掲示板では、「健康状態は大丈夫なのか」「カーリングの本業に悪影響が出るのではないか」といった懸念の声も一部で見られました。競技特性上、氷点下の環境で長時間戦うカーリングにおいて、極度の低体脂肪率は体温保持やスタミナ面で不利に働くという見方があったためです。
しかし、そうした外野の声をロコ・ソラーレのチームメイトや関係者は一蹴しました。チームの本橋麻里代表や吉田知那美選手らは彼女の挑戦を温かく見守り、むしろその並外れた意志の強さを誇らしく称賛。藤澤選手自身も、コンテスト終了直後からカーリングシーズンに向けた「戦略的リカバリー(筋肉を残した増量)」へと即座に舵を切りました。
秋からの本格的なオンシーズンに氷上へ戻ってきた藤澤選手は、頬のふっくらとした健康的な表情を取り戻しつつも、研ぎ澄まされた体幹による安定したショットを連発。「筋力アップによってデリバリー(投球姿勢)のブレが減った」と専門家からも高く評価され、大会出場が本業のパフォーマンス向上に直結していたことを実力で証明しました。