テッセンとクレマチスの違いとは?原種と園芸品種の見分け方

テッセンとクレマチスの違いとは?原種と園芸品種の見分け方

テッセンとクレマチスの違いとは?原種と園芸品種の見分け方の疑問点について、分かりやすい解説を基に徹底解説します。

クレマチスには世界中に300種以上の原種が存在し、園芸品種は数千品種に達します。育て方や剪定時期を間違えないためには、自身が育てている品種がどの「系統」に属しているかを把握することが極めて重要です。

1. 旧枝咲きグループ(パテンス系、モンタナ系、アルピナ系など)

前年に伸びて越冬した古い枝に花芽が付き、早春〜初夏に咲く系統です。春の開花後に花首から1〜2節下を切る「弱剪定」にとどめ、冬期は枯れ枝や細枝を間引く程度にします。カザグルマの血を引く品種の多くがここに属します。

2. 新枝咲きグループ(ビチセラ系、インテグリフォリア系、テキセンシス系など)

その年の春に地面や株元から勢いよく伸びた新しい枝に花を咲かせる系統です。冬の間は地上部が枯れ込むため、冬から早春にかけて地際から2〜3節を残してバッサリ切る「強剪定」を行います。初心者にとって剪定の判断が最も容易で失敗しにくいグループです。

3. 新旧両枝咲きグループ(フロリダ系=テッセン、ラヌギノーサ系など)

越冬した枝からも、そこから新しく伸びた枝の先にも花を付けるタイプです。原種テッセンや「白万重」が該当します。枝の半分程度を切り戻す「中剪定(弱〜中剪定)」を行い、四季咲き性を生かして年に2〜3回の開花ウェーブを楽しむ設計が適しています。

石川 優花
著者

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。