冷えピタを首に貼る効果と危険性|熱中症対策の誤解と正しい冷却法

冷えピタを首に貼る効果と危険性|熱中症対策の誤解と正しい冷却法

話題沸騰中の 冷えピタを首に貼る効果と危険性|熱中症対策の誤解と正しい冷却法について、主要な情報を整理して公開しています。

医学的に深部体温を効率よく下げるためには、発熱時冷やす場所を正しく選定しなければなりません。人間の身体において熱交換を最大化できるポイントは、「太い動脈が皮膚の浅い層を通っている部位」です。

首を冷やす場合、重要なのは頸動脈冷やす位置です。多くの人が首の後ろ(うなじ)に貼りがちですが、頸動脈は首の前側左右、喉仏の斜め横あたりを走行しています。この位置にタオルで包んだ保冷剤を当てることで、脳や全身へ循環する大量の血液を効率的に冷やすことが可能になります。

さらに、脇の下鼠径部冷やす理由も同様の解剖学的構造に基づいています。脇の窪みの奥(腋窩動脈)や、太ももの付け根前面(大腿動脈)は、体幹と四肢を結ぶ主要な血流ルートです。熱中症の初期対応や40℃近い高熱時には、首の両脇・両脇の下・両鼠径部の計5点(もしくはそのうち準備できる箇所)を保冷剤で集中的に冷却することが救急医療の標準指針とされています。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。