値引き交渉の成否は、カレンダーによって半分以上が決まります。年間を通じて最も店舗の財布の紐が緩むタイミングを把握しておくことが不可欠です。
決算セール時期(3月・9月)
ケーズデンキの業績を左右する最大の山場が、3月(本決算)と9月(中間決算)です。特に決算月の後半、第3週末から月末にかけては、売上目標達成に向けて各店長に与えられる特別値引き予算枠が拡大します。「赤字スレスレでも台数をさばいて売上高を確保したい」というプレッシャーが店舗側にかかるため、普段なら断られるような踏み込んだ他店対抗価格交渉も通りやすくなります。
製品カテゴリー別のモデルチェンジ時期
白物家電と黒物家電では、モデルチェンジの時期が明確に異なります。最新モデルに強いこだわりがない限り、以下の「新型登場の直前月」を狙うのが鉄則です。
- エアコン:秋口(10月〜11月)に高級機、春先(2月〜3月)にスタンダード機が切り替え。
- 冷蔵庫:秋(9月〜10月)に主要メーカーの新型が集中。
- 洗濯機(ドラム式):初秋(8月〜9月)に新型が投入されるため、夏場が底値。
- 液晶・有機ELテレビ:初夏(5月〜6月)のボーナス商戦前にモデルチェンジが活発化。
これらの切り替え期には、旧型モデルが「在庫限り」の赤札処分となります。このタイミングで他店の価格情報やあんしんパスポートを重ねることで、底値圏での購入が実現します。