芸能界とプロレス界という、当時の花形エンターテインメントのトップ同士を結びつけたのが、プロレスラー・アントニオ猪木氏との出会いでした。知人の紹介を通じて急速に距離を縮めたふたりは、1971年11月に結婚を発表。京王プラザホテルで執り行われた結婚披露宴は、当時としては前代未聞となる「総額1億円」を投じたド派手なもので、日本中のワイドショーを席巻しました。
結婚後、倍賞美津子は新日本プロレスを立ち上げた夫を献身的に支え、リングサイドで声援を送る姿がプロレスファンの間でも名物となりました。ふたりの間には長女の猪木寛子さんが誕生し、まさに公私ともに最強のタッグとして時代の寵児となったのです。