Q1:閉鎖病棟に入院すると、外部の人との面会や手紙のやり取りは禁止されますか?
A1:いいえ、原則として禁止されません。郵便物(手紙やハガキ)の送受信や、弁護士・人権擁護機関との通信・面会は法律によって無制限に保障されています。家族や知人との面会は、患者の病状や面会制限ルールに応じて主治医の許可のもと行われますが、症状が極めて不安定な時期を除き、治療の経過とともに柔軟に許可されます。
Q2:医療保護入院の場合、本人が退院したいと希望しても出られないのですか?
A2:医療保護入院中は本人の意思のみですぐに退院することはできません。しかし、患者本人や家族は、都道府県知事に対して不当な入院や処遇の改善を求める「退院請求(精神医療審査会への審査申し立て)」を行う権利が法的に保障されています。審査会で入院継続が不要と判断されれば、退院が命じられます。
Q3:閉鎖病棟と開放病棟の違いは何ですか?
A3:もっとも大きな違いは「病棟の出入り口の施錠管理」です。開放病棟は昼間、病棟のドアが解錠されており、患者は自由に院内や敷地内を行き来できます。閉鎖病棟は常時施錠されており、スタッフの付き添いや医師の許可がある場合にのみ病棟外へ出ることができます。急性期の安静確保や事故防止が必要な時期は閉鎖病棟で治療を受け、病状の回復に合わせて開放病棟へ転棟するのが一般的な流れです。