煮詰めた後のピール作りで最も多い悩みが、「いつまでも表面がベタベタして手につく」「乾かしても湿気てしまう」というトラブルです。自然乾燥だけに頼ると天候や湿度に左右されやすく、乾燥不足によるカビのリスクも跳ね上がります。
手早く確実なベタベタ対処法として推奨されるのが、100℃に予熱したオーブンで約20〜30分加熱する低温乾燥です。クッキングシートにピール同士が重ならないよう並べ、余分な水分だけを飛ばします。指で触れてみて、表面にわずかな弾力がありつつも指にシロップが付かない状態が理想のサインです。
粗熱が取れたら、仕上げにグラニュー糖をたっぷりまぶすことで余分な湿気をブロックし、サラサラとした手触りと美しい結晶のきらめきが生まれます。上白糖は水分を多く含むためベタつきの原因になります。必ず粒子が細かく純度の高いグラニュー糖を選びましょう。