生まれたばかりの子猫の目は、どの品種であってもすべて神秘的な青色をしている。いわゆる「キトンブルー」だ。
生後4週間を過ぎた頃から、虹彩内でメラニン細胞が徐々に活動を開始する。ここから約半年から1年をかけて、その個体本来の瞳の色へと変化していく。青から黄へ、そして微量のメラニンの沈着に伴い、クリアな緑色へとシフトするプロセスは、飼い主にとってかけがえのない観察体験となる。
「うちの子の目がだんだんエメラルド色に変わってきた」という投稿はSNS上でも後を絶たない。色の定着期に差し掛かる時期のワクワク感こそ、愛猫家が感じる醍醐味の一つと言えるだろう。