ネット上には「高見盛 心臓 噂の真相」や「糖尿病 噂」といった踏み込んだ検索も散見されます。このうち心臓疾患に関する憶測は、彼が現役時代に見せていた「土俵上で激しく胸や顔面を叩く仕草」が遠因となっています。
仕切り線に立つ前、両腕を小刻みに振り、自らの胸板をバンバンと強く叩いて気合いを入れるパフォーマンスは「ロボコップ」の愛称とともに大歓声を浴びました。しかし一部の視聴者の間では「不整脈を抑えるために胸を叩いているのではないか」「心臓病の兆候ではないか」という奇妙な深読みが広がった経緯があります。
本人自身がテレビ出演や引退時の手記で語っている通り、あの儀式は極度の緊張とあがり症を克服するための純粋な自己暗示(メンタルコントロール)に過ぎません。青森県北津軽郡板柳町出身の彼は、もともと非常に繊細で内向的な性格でした。大観衆の視線と重圧で硬直してしまう自分を奮い立たせるため、筋肉に強い物理刺激を与えてアドレナリンを分泌させていたのが真相です。心臓の器質的疾患や不整脈の治療のために行っていたという説は、医学的にも事実無根の都市伝説です。