嵐のドラマ出演史を紐解くと、グループのブレイク期と日本の地上波ドラマの黄金期が見事なまでにリンクしている事実が浮かび上がります。まずはデビュー初期の2000年代前半から現在に至る嵐ドラマ年代順放送履歴の主軸を時系列で整理します。
黎明期となる2001年から2004年にかけては、日本テレビ系の『金田一少年の事件簿(第2シリーズ)』で二代目・金田一一を演じた松本潤さんや、若者の等身大の葛藤を描いた二宮和也さん主演の『Stand UP!!』(2003年・TBS系)、櫻井翔さんが元保育士の奮闘を爽やかに演じた『よい子の味方 〜新米保育士物語〜』(2003年・日本テレビ系)など、メンバーの初期衝動が刻まれた意欲作が連続しました。
転換点となったのは2005年の『花より男子』(TBS系)です。本作の爆発的ヒットを機にグループ全体の知名度と求心力が急上昇し、大野智さんが復讐に燃える弁護士を怪演した『魔王』(2008年・TBS系)や、相葉雅紀さんの優しさが画面全体に滲み出た初単独主演作『マイガール』(2009年・テレビ朝日系)へと連なっていく、まさに黄金の連鎖が始まりました。