テレビ画面から少し離れたところで、山口の存在感はむしろ国際的な評価とともに強固なものとなっている。その筆頭が、カーズ(ディズニー/ピクサー映画)シリーズにおけるレッカー車「メーター」役の吹き替えだ。本国ピクサーのスタッフからも絶賛されたその演技力は、単なるタレント吹替の域を完全に超え、キャラクターの魂そのものとして定着した。
現在、Disney+などの定額制配信サービスを通じて、世代を超えた子どもたちや映画ファンが彼の声に親しみ続けている。声優・吹替というフィールドは、流行り廃りに左右されない息の長い表現の場であり、山口のパフォーマーとしての格を証明し続ける重要な柱となっている。