高校選びにおいて受験生が最初に直面するのが、難易度と合格ボーダーラインの把握です。北九州市立高校は、普通科とビジネス情報科の2学科体制をとっており、公立高校入試の出先機関データや各大手進学模試の追跡調査によると、2026年最新の偏差値は普通科が「54」、ビジネス情報科が「53」近辺で安定推移しています。
福岡県内の公立普通科としては中堅上位に位置し、基礎学力を確実に固めた層が集まる激戦区です。福岡県公立高校入試(300点満点)における学力検査の合格目安を見ると、普通科で概ね185〜195点以上、ビジネス情報科で175〜185点以上が安全圏の目安とされています。調査書点(内申点)については、福岡県の公立高校基準となる9教科45点満点中、普通科で32〜34前後、ビジネス情報科で30〜32前後を確保しておくことが精神的アドバンテージにつながります。
特筆すべきは入試倍率の動向です。北九州市内の県立普通科高校の多くが学区制限(第2学区・第3学区など)を受けるのに対し、北九州市立高校は福岡県全域からの受験が可能という特例を持ちます。このため、遠賀・宗像エリアや京築エリア、さらにはダンス部志望で福岡都市圏から越境出願する受検者も毎年一定数存在し、一般入試の最終倍率は両学科ともに1.15倍〜1.30倍前後を堅調に記録。推薦入試枠においても1.5倍を超える年度が見られるなど、油断のできない競争率が続いています。