受験ガイドブックには記載されない、在学生や卒業生の生々しい本音とキャンパスライフの実態に迫ります。ネットの反応・在学生のリアルを丹念に検証すると、キャンパスの立地環境と人間関係における明確な特徴が浮かび上がってきます。
まず避けて通れないのが「刈谷キャンパスアクセス」の課題です。愛知教育大学の所在地は愛知県刈谷市井ヶ谷町。最寄り駅となる名鉄名古屋本線「知立駅」や三河線「富士松駅」、JR東海道本線「刈谷駅」のいずれからも徒歩で通うことは困難であり、各駅から名鉄バスで15分〜20分揺られる必要があります。
「朝の通学時間帯は知立駅前のバス乗り場が長蛇の列になる。雨の日は道が渋滞して講義に遅刻しそうになることも日常茶飯事」(在籍する学部3年生)
こうした声に代表されるように、華やかな駅前キャンパスライフを期待するとギャップに直面します。多くの学生が2年次以降、キャンパス周辺のアパートで一人暮らしを始めるか、原付バイクや自家用車を通学手段として導入することでこの問題を克服しています。車社会・愛知ならではのライフスタイルに適応できるかどうかが、充実した学生生活の鍵を握ります。
一方で、キャンパスが都心から隔絶された閑静な自然環境にあることは、学生同士の連帯感を深める要因にもなっています。「周囲に派手な娯楽施設がない分、図書館にこもって勉強するか、サークル棟やアパートで仲間と教採対策の自主ゼミを開く文化がある」という声が多く聞かれます。教員という共通の目標に向かって切磋琢磨するコミュニティの結束力は極めて強く、孤独になりがちな就職活動や試験勉強を支える大きなセーフティネットとして機能しています。