事件が起きたのは2001年9月11日の火曜日、現地時間の午前8時46分のことでした。ハイジャックされたアメリカン航空11便が、ニューヨークのランドマークであった世界貿易センタービルの北棟に激突。当初は小型機による不慮の事故とも推測されましたが、そのわずか17分後、ユナイテッド航空175便が南棟に突入した瞬間、世界はこれが計画的な大規模テロであることを悟りました。
混乱はニューヨークだけに留まりませんでした。午前9時37分には、ワシントン近郊にあるアメリカ国防総省(ペンタゴン)へ3機目となるアメリカン航空77便が激突し、国家中枢の防衛機能が文字通り物理的な打撃を受ける事態に発展します。さらに、乗客たちが犯行グループに抵抗したとされるユナイテッド93は、ペンシルベニア州シャンクスビルの草原に墜落。約3,000人もの尊い命が失われる未曽有の大惨事となりました。