清水の強靭なフィジカルと研ぎ澄まされた精神力の土台は、関西大学時代に築かれた。連日連夜、己の肉体と向き合い、ミリ単位のブレも許さない反復練習を重ねた日々。才能だけで勝てる世界ではないことを、彼女は学生時代に痛烈なほど身体に叩き込んだ。
社会人となり、ミキハウスに所属してからはプレッシャーとの戦いが一段と激しさを増した。常勝を義務づけられたトップアスリートとしての重圧。それを支えたのは、企業や応援してくれる人々への感謝と、空手に対する純粋な敬意だった。過酷なプレッシャーの中で培われた自己規律と胆力こそが、現在の彼女が挑む新たなキャリアを支える最大の推進力となっている。