デザイン面におけるイノベーションも目覚ましい。世界的に活躍するデザイナーの佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス「nendo」などが手掛ける洗練されたフォルムは、従来の「生活感あふれる弁当箱」のイメージを完璧に覆した。無駄を徹底的に削ぎ落としたミニマルな美しさと、直感的な使いやすさが融合したプロダクトは、まさに機能美の至宝と言える。
優れた機能とデザイン性を高次元で両立させたモデルは、グッドデザイン賞をはじめとする国内外の顕彰制度で高く評価されている。単に「こぼれない」という実用性にとどまらず、オフィスで蓋を開けた瞬間の美しい佇まいや、洗う際の手間を最小限に抑える構造設計など、ユーザー体験全体をデザインするアプローチがトレンドの主流となっている。