奈良の秘儀「つのふり」解禁!鹿の角切りと春日大社に隠された真実

奈良の秘儀「つのふり」解禁!鹿の角切りと春日大社に隠された真実

奈良の秘儀「つのふり」解禁!鹿の角切りと春日大社に隠された真実にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

奈良の歴史を紐解くうえで、春日大社の存在を避けて通ることはできない。奈良時代初期、強大な政治的権力を握った藤原不比等は、一族の繁栄と国家の安泰を祈願し、この地に壮大な社殿を造営した。神殿の背後に広がる深邃な森には、神の使いとされる鹿たちが群れをなし、太古から聖なる領域を守護してきたとされる。

古文書に記された「角振(つのふり)」という特異な呼称。これは単に動物の器官を指す言葉にとどまらない。荒ぶる神の魂を鎮め、あるいはその神威を鼓舞するための神道文化における呪術的儀礼に由来するという説が有力だ。力強い角を振るう雄鹿の姿は、古代人にとって生命力の象徴であり、恐れと敬意の対象そのものであった。

小林 直樹
著者

小林 直樹

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