「保存なくして創作の発展なし」。漫画家であり参議院議員の赤松健氏は、こうしたデジタルアーカイブ運動の広がりについて長年警鐘と期待を訴え続けてきた。クリエイターの権利を守りながら、過去の文化的資産をいかに未来へ継承するかという問いは、いまや政治の場でも無視できない議題となっている。
赤松氏が主張するのは、海賊版の徹底的な排除と、正規の手続きを経たアーカイブ化の徹底だ。二次元コンテンツ産業が世界的競争力を維持するためには、過度な規制によって表現の芽を摘むことなく、合法的なプラットフォームへのインセンティブを強化することが不可欠であるという考えだ。