ネットニュースやSNSでの過激なバッシングが日常茶飯事となった現代において、芸能人のプライベートは常に消費の対象とされる。特にミュージシャン同士の結婚や離婚は、ゴシップ的な好奇心の的にされやすい。
だが、彼らは過剰な弁明もせず、かといって過度な隠蔽もしなかった。必要な事実だけを自身の言葉で潔く発信し、あとは圧倒的な「作品」と「ステージ」で答えを示した。この過不足のないスタンスは、過熱しがちなファンやメディアのゴシップ消費に対する、静かだが極めて効果的な牽制となった。結果としてファンもゴシップとしてではなく、二人の独立したアーティストの新たな一歩として静かに祝福し、見守る姿勢をとることができたのだ。