「埼玉医科大学」と聞いて、「毛呂山の病院と川越のセンターは何が違うの?」と混乱する方は少なくない。結論から言えば、設立の性格と専門機能が異なる別の医療機関だと理解するのが正確だ。
埼玉医科大学病院(毛呂山キャンパス):埼玉県入間郡毛呂山町に位置し、公式サイトによれば「埼玉県西部の自然に恵まれた毛呂山町にある」病院として紹介されている。大学の医学部教育の中心的な附属病院であり、基礎研究・臨床研修との連携が強い。
埼玉医科大学総合医療センター(川越キャンパス):川越市に位置する、より都市型・高機能型の総合病院。救急・周産期・高度専門医療に特化した機能が充実しており、Wikipediaの記述によれば「川越キャンパスにあり、敷地内に埼玉医科大学附属総合医療センター看護専門学校を併設している」という教育機能も持つ。
患者の視点から言えば、「どの診療を受けたいか、どの専門領域に強みを求めるか」でキャンパスを選ぶのが合理的だ。なお、どちらの施設も同じ法人(学校法人埼玉医科大学)の傘下にあるため、診療情報の連携・紹介状の共有なども比較的スムーズに行われている。