競技者時代、フィギュアスケート選手の収入は世界選手権やグランプリシリーズなどの大会賞金、そして日本スケート連盟を通じて配分されるスポンサー支援が中心だった。しかし、プロ転向を果たした現在、その構造は根底から覆っている。主な収入源は「大型スポンサー契約料」「アイスショーの出演・座長料」「メディア・テレビ出演ギャラ」「各種SNSやWEB配信」の4大柱へとシフトした。
業界関係者への取材を総合すると、現在の推定年収は1億5,000万円から2億円規模に達しているとみられる。競技時代の賞金依存から脱却し、自己のブランド価値をダイレクトに事業化できる環境が整ったことが大きい。一つひとつの案件が長期契約かつ高額化しており、単なる一スケーターの枠を完全に踏み越えたビジネスモデルが成立しているのだ。