循環器内科の診療現場では、ストレスフルな生活を送る現代人が訴える血行不良の相談が増加しています。血管の内径や柔軟性は、私たちが意識しないところで自律神経によって過敏にコントロールされているのです。
多忙な毎日や睡眠不足、精神的な圧迫感が続くと、自律神経の交感神経ばかりが過剰に働き、血管壁の平滑筋に収縮の指令が出続けやすくなります。その結果、本来であれば状況に応じて伸縮するはずの血管が、常に硬く細いままの「フリーズ状態」に陥ってしまいます。専門医は、「血管の真の健康度とは見た目の太さではなく、状況に合わせてしなやかに広がる拡張力にある」と念押ししています。