今やポップミュージック史の伝説となったワンダイレクション結成の経緯は、2010年にイギリスの人気オーディション番組『The X Factor』第7シーズンに遡ります。ハリー・スタイルズ、ナイル・ホーラン、ルイ・トムリンソン、リアム・ペイン、ゼイン・マリクの5人は、当初それぞれソロシンガーとしてエントリーしていました。
しかし、惜しくもブートキャンプステージでソロ審査に落選。その才能を惜しんだ審査員のサイモン・コーウェルとゲスト審査員のニコール・シャーシンガーが「5人でグループを組んでみないか」と提案したことで、奇跡のボーイズグループが誕生しました。バンド名「One Direction」はハリー・スタイルズが考案したものです。
番組では最終的に3位となったものの、熱狂的なファンコミュニティを形成。デビュー曲として制作された『What Makes You Beautiful』は、彼らの若々しいエネルギーと完璧にシンクロし、リリースと同時に全英シングルチャート1位を獲得しました。アメリカでもビルボードHot 100で初登場28位、最高4位を記録し、UK出身のグループとしては歴史的な大ブレイクを果たしました。