有名人信者たちの活動が最も世間の耳目を集める瞬間、それは国政選挙や地方選挙のタイミングだ。創価学会を支持母体とする公明党の支援において、知名度のあるタレントの存在感は極めて大きな意味を持ってきた。
かつて名誉会長であった池田大作氏の指導のもと、芸術部に所属するタレントたちは「社会で勝利することが信仰の実証」と位置づけられ、それぞれの持ち場で結果を出すことを求められた。選挙期間中、彼らが個人的な人脈を通じて知人や仕事仲間に投票を呼びかけるいわゆる「F票(フレンド票)」集めは、熱心な信者としての責務の一環とされてきた。知名度と好感度を武器にした呼びかけが選挙戦に与えるインパクトは無視できず、時に政治と宗教、そして芸能界の癒着として批判の対象にもなってきた。