日生学園での1日は、未明の午前4時45分に鳴り響くチャイムとともに始まる。点呼へとダッシュし、声を張り上げて校歌やスローガンを唱叫する。少しでも声が小さかったり動作が遅れたりすれば、容赦ない指導が飛んだ。眠気を感じる暇など一切与えられない怒涛のスタートだ。
中でも象徴的なのが「清掃作業」である。特にトイレ掃除においては、素手で便器を磨き上げるという常軌を逸した指導が行われていた。雑巾を握り締め、便器の奥まで無心で磨き続ける。一切のプライドを捨て去り、精神を極限まで研ぎ澄ます労働。こうした常人には想像を絶する日々が、浜田の強靭なタフネスを形成していった。