宮城県の高校受験において必ず比較対象となるのが、もうひとつの伝統校である「宮城県仙台第一高等学校(仙台一高)」です。両校は百有余年にわたり良きライバル関係を築いており、毎年春に開催される「二高・一高定期戦(野球定期戦)」は両校の生徒のみならず、仙台市街地を巻き込んだ伝統行事として熱狂を生み出しています。
両校の最大の違いは、その校風と学内カルチャーの力点にあります。
仙台一高が「自重献身」「発揮個性」を掲げ、行事や部活動、生徒自治を極限まで追求する熱狂的で自由奔放なカルチャーを持つのに対し、仙台二高は「文武両道」を掲げつつも、学業に対する集中力と論理的な自律性を重んじる傾向があります。「一高の自由は情熱の自由、二高の自由は自律の自由」と卒業生が語るように、日々の学習計画をセルフマネジメントできる生徒にとって、二高の環境は理想的な学究の場として機能しています。