親水公園の魅力は、単なる景観鑑賞にとどまりません。幅広いアクティビティを受け入れる懐の深さが、リピーターを生む大きな要因となっています。
公園の南端から少し進んだ防波堤には熱海港海釣り施設が整備されています。ここは安全柵と監視員が配置された本格的な釣りスポットで、季節に応じてアジ、イワシ、サバ、カワハギ、クロダイ、さらには秋口のアオリイカまで多彩な釣果が報告されています。道具のレンタルやエサの販売も行われているため、手ぶらで訪れて海釣りを体験したい旅行者から高い評価を得ています。
また、段差が少なく整備された幅広のデッキは、ペット(愛犬)の散歩コースとしても絶大な支持を集めています。潮風を感じながら愛犬とゆったりウォーキングを楽しむ愛犬家の姿が多く見られ、周辺にはテラス席でペットと一緒に食事ができるカフェも点在しています。
ランチ事情に目を向けると、親水公園の目の前に広がる「渚町(なぎさちょう)」エリアは、熱海屈指のグルメ密集地帯です。観光客向けの豪華な海鮮丼を提供する専門店はもちろん、地元網元直営の居酒屋ランチ、さらには昭和レトロな純喫茶やイタリアンバールまで、多種多様な選択肢が徒歩数分圏内に揃っています。昼時は人気店前に行列ができるため、11時30分前の早めの入店か、ランチタイムのピークを過ぎた13時30分以降を狙うのがスムーズに名店を巡るコツです。
夕暮れ以降は、世界的な照明デザイナー石井幹子氏がプロデュースしたライトアップが点灯します。ライトアップ時間は日没から22:00まで。公園全体が温かみのある光に包まれ、昼間の爽やかなリゾート感から一転、幻想的で落ち着いたナイトリゾートへと表情を変えます。