包丁の扱いに不慣れであっても、要点さえ押さえれば誰でも美しく安全にカットできる。用途別の基本テクニックを順に解説する。
1. 最も手軽で無駄のない「スターカット(輪切り)」の手順
りんごを横向きに倒し、ヘタとお尻が左右に来るようにまな板へ置く。端から好みの厚さ(2mm〜5mm程度のスライスが最も食べやすい)で等間隔に包丁を入れていく。切り進めると、中央の種部分がまるで星の形のように見えることから「スターカット」と呼ばれる。中央の硬い芯部分だけを指先や型抜き、あるいは一口で食べた際に残すだけで完結するため、りんごの芯の取り方に悩む必要すらない。
2. 安定した「くし形」と失敗しない皮むきのコツ
王道のくし形を作る際は、まずりんごを縦半分に切り、さらにそれぞれを半分、もう一度半分と切り分けて8等分の舟形を作る。芯を取り除く際は、果実の両端から包丁を斜めに「V字」に入れると、果肉を削りすぎず綺麗に芯だけを除去できる。りんごの皮むき コツは、包丁を動かすのではなく、親指を刃先に添えながら「りんご側の果実を回転させる」意識を持つことだ。刃のブレが防げ、薄く均一に皮をむくことができる。
3. お弁当に映える「うさぎりんご」と簡単な飾り切り
くし形に切って芯を除いた後、皮の表面中央に浅く斜めの切り込みを2本入れ、先端を尖らせたV字の溝を作る。次に、端からV字の頂点に向かって包丁を薄く滑らせ、皮を半分ほど削ぎ取る。水にさらすと削いだ皮が自然に反り返り、愛らしいうさぎの耳が完成する。さらに格子状に切り込みを入れて互い違いに皮を剥ぐ「市松模様」など、りんごの飾り切り 簡単なアレンジもお弁当の隙間埋めに重宝する。
4. 月齢に応じた「離乳食・幼児食」の安全な食べやすい切り方
赤ちゃんの成長段階に合わせたりんご 切り方 離乳食の展開も重要だ。離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)は皮を厚めにむいてすりおろし、必ず小鍋や電子レンジで加熱してアレルゲン性を抑えてから与える。中期(生後7〜8ヶ月頃)は2〜3mm角のみじん切りにして柔らかく煮込み、後期から完了期(生後9〜11ヶ月以降)は歯茎で噛み潰せる厚さの薄いイチョウ切りや細いスティック状にすると、手づかみ食べの練習として優れたりんご 食べやすい切り方となる。