宮内庁組織図役職一覧を確認すると、一般的な省庁にはない特別な役職名が並びます。ここで注目すべきは、特別職と一般職の割合です。国家公務員法が適用される一般職事務官・技官が大半を占める一方で、天皇陛下や皇族方に近侍する主要ポストには特別職国家公務員が配置されています。
天皇皇后両陛下のお世話を担当する侍従職には、侍従長や女官長をはじめ約70〜80人規模の職員が配置されています。また、上皇ご夫妻に仕える上皇職(約60人規模)、秋篠宮家をはじめとする皇嗣家を担当する皇嗣職(約50人規模)といった側近奉仕部門がそれぞれの役割を分担しています。
皇室の儀式や雅楽、国際親善の宮中晩餐会などを取り仕切る式部職には、式部官長のもとに儀典や外国交際を担当する職員、さらには重要無形文化財保持者でもある楽師など、約60人前後の専門家が集結しています。皇室関係職員配置最新の状況を見ると、各宮家の活動規模や皇族方の公務内容に合わせて、きめ細かな人員配置が行われています。