主題歌の迫真性を支えたのは、ドラマ本編で泥と汗にまみれ、不器用な情熱をぶつけ合ったキャスト陣の熱演でした。スクールウォーズ キャスト 現在の動向を辿ると、激動の昭和から令和を生き抜く表現者たちの誇り高い足跡が浮かび上がります。
主人公の「泣き虫先生」こと滝沢賢治を演じた山下真司さんは、ドラマ終了後も数々のドラマやバラエティ番組で唯一無二の熱血キャラクターを確立。80年代の魂を失うことなく、飾らない人柄で親しまれています。
川浜一のワルと呼ばれながら、賢治の熱意に触れてチームの絶対的エースへと成長した大木大助役の松村雄基さんは、舞台・ミュージカル界の第一線で重厚な演技を披露する実力派俳優として活躍。また、書道家としても名高い腕前を持ち、個展を開催するなど文化的な活動でも高い評価を得ています。
イニシャル「K.T」の富田圭子役を演じた伊藤かずえさんは、大映ドラマのミューズとして一世を風靡した後も息の長い女優活動を展開。愛車の日産初代シーマを30年以上乗り続け、日産公式によるフルレストアが行われたエピソードは、彼女の物事に対する深い愛情と誠実さを物語る出来事として世間の共感を呼びました。
下町のラーメン屋「新平軒」の店主として生徒たちを温かく見守った下田大三郎役の梅宮辰夫さんは、2019年に惜しまれつつこの世を去りましたが、その妻を演じた和田アキ子さんや、滝沢の良き理解者である妻・節子を凛々しく演じた岡田奈々さんなど、当時のキャスト陣が放っていた圧倒的な人間臭さは、今も色あせることなく作品の中に刻まれています。