「なぜわざわざ蓋を外さなければならないのか」と疑問に感じる方も少なくありません。これには明確な瓶の蓋のリサイクル上の理由が存在します。
回収されたガラス瓶は、色ごとに細かく砕かれて「カレット」と呼ばれる原料になり、再び新しい瓶や建築資材へと生まれ変わります。しかし、ここに金属やプラスチックの蓋が混入していると、溶解炉の温度調整が狂ったり、製造設備を傷めたりして再生ガラスの品質が著しく低下してしまいます。
機械による自動選別ラインでも異物の完全な除去は困難なため、家庭から排出される段階で蓋が取り外されているかどうかが、資源循環の成否を大きく左右します。